中医経絡
中医経絡
経絡は全身に張り巡らされている気や血、津液(津液)、の通り道です。
ここで言う「気」とはエネルギーのことを指し、「血」は精神活動や栄養、「津液(しんえき)」は体内の水分を意味します。
つまり、気や血、津液は生きるために必要なもので、現代で言う代謝物質の通り道として考えられたものです。
経絡は一般的に十二経絡と奇経八脈のうちの任脈(にんみゃく)と督脈(とくみゃく)を意味し、世界保健機関(WHO)によってその効果が認められております。
経絡は神経の近くや筋肉の隙間に流れている場合が多く、経絡の場所を理解しておくことで、身体に起こるさまざまな不調を効率的にケアすることが可能です。
世界保健機関(WHO)が「経絡と経穴(けいけつ)には治療効果がある」と認めてから、東洋医学や東洋美容の人気が徐々に広がっていきました。
経穴はいわゆる「ツボ」と呼ばれているものですが、経穴が存在する場所は経絡が通る道の上にある治療点になります。
もちろん、十二経絡以外の場所にもツボは存在していますが、経絡の流れを整えた後にツボに刺激を与えることでより高い効果を得られることができます。
経絡は中医学で欠かすことができない知識であり、習得することで施術に役立てることが可能です。
兵庫で整体のスクールを運営する「刮痧(かっさ)療法スクール」では、講座を通して経絡やツボの基礎からお教えいたします。
経絡やツボにはさまざまな美容効果が秘められており、デトックス作用を促すことで健康にも効果があるとされています。
中でもツボは神経の交差点とも言われており、内臓をはじめとする全身のあらゆる部位とつながっています。
身体に不調が起こると特定のツボに痛みや冷え、赤みなどの症状が現れ、身体に異変があることを知らせてくれます。
不調が起こっている箇所に該当するツボに適切な刺激を与えることで痛みが和らぎ、体調改善にも役立ちます。
経絡やツボの知識を習得すると、肩こり、腰痛、耳鳴り、外反母趾、顔・足のむくみ、冷え性、頭痛などさまざまな症状を改善するための一助となります。
経絡やツボは、筋肉の始まりや終わりの部分、および筋肉と筋肉の隙間、関節の隙間などに沿って走行していることが多く、「頭が痛い」「疲れがなかなかとれない」「イライラする」などの原因が見つからない不定愁訴に対してピンポイントで狙いを定めることができます。
経脈には十二経絡(肺経・大腸経・胃経・脾経・心経・小腸経・膀胱経・腎経・心包経・三焦経・胆経・肝経の総称)と呼ばれるものがあり、鍼灸治療などにも頻繁に用いられています。
十二経絡やツボの知識をしっかりと身に付けることで、施術の幅は大きく広がります。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、「刮痧(かっさ)療法スクール」へお気軽にお越しください。
「お客様にもっと上手く身体の状態を説明したい」「もっと技術力を身に付けたい」など、施術に関するお悩みをお持ちの方は多いかと思います。
その答えは、身体の骨神経と筋肉の仕組みにあります。
身体の骨神経と筋肉の仕組みをしっかり覚えることで、さらに上の結果を出すことができます。
兵庫にある「刮痧(かっさ)療法スクール」では刮痧(かっさ)療法をはじめ、より効果のある施術を行いたいと考えているセラピストの方へ向けた講座をご用意しております。
開業をお考えの場合や施術の幅を広げたいという場合は、ぜひ「刮痧(かっさ)療法スクール」がご提供している講座をご利用ください。
施術の効果を上げたいとお考えの方は「東洋医学基本講座6日コース」と組み合わせて受講して頂くと、深く学べます。